タングート(Tangut)とは、7世紀~13世紀ごろに中国西南部の四川省北部、青海省などに存在したチベット=ビルマ系民族である。 11世紀初めに西夏を建てた。中国語表記では党項。日本語ではタンガットという記法も散見される。同じくタングート族、タングート人とも。また。タングートの前身は羌である。 同時に、中国語表記で唐兀とも表記され、モンゴル化したテュルク民族とする説もある。