西夏文字(せいかもじ、英語: Tangut script)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、タングート人の言語である西夏語を表記するための文字。 19世紀にフランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)により、文字であることが判明する。長らく未解読であったが、20世紀に入り、 ロシアのニコライ・ネフスキーや日本の西田龍雄によって、1960年代に解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を意味する「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という差別的な構成で表記される。 漢字検索、表記ソフトウェアの『今昔文字鏡』およびUnicodeに登録されており、文章等の電子化が可能となっている。

Property Value
dbo:abstract
  • 西夏文字(せいかもじ、英語: Tangut script)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、タングート人の言語である西夏語を表記するための文字。 19世紀にフランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)により、文字であることが判明する。長らく未解読であったが、20世紀に入り、 ロシアのニコライ・ネフスキーや日本の西田龍雄によって、1960年代に解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を意味する「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という差別的な構成で表記される。 漢字検索、表記ソフトウェアの『今昔文字鏡』およびUnicodeに登録されており、文章等の電子化が可能となっている。 (ja)
  • 西夏文字(せいかもじ、英語: Tangut script)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、タングート人の言語である西夏語を表記するための文字。 19世紀にフランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)により、文字であることが判明する。長らく未解読であったが、20世紀に入り、 ロシアのニコライ・ネフスキーや日本の西田龍雄によって、1960年代に解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を意味する「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という差別的な構成で表記される。 漢字検索、表記ソフトウェアの『今昔文字鏡』およびUnicodeに登録されており、文章等の電子化が可能となっている。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 18516 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 276632 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 91973850 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:creator
  • 不明(野利仁栄?) (ja)
  • 不明(野利仁栄?) (ja)
prop-ja:iso
  • Tang (ja)
  • Tang (ja)
prop-ja:languages
prop-ja:name
  • 西夏文字 (ja)
  • 西夏文字 (ja)
prop-ja:sample
  • The Art of War-Tangut script.jpg (ja)
  • The Art of War-Tangut script.jpg (ja)
prop-ja:time
  • 1036 (xsd:integer)
prop-ja:type
prop-ja:unicode
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 西夏文字(せいかもじ、英語: Tangut script)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、タングート人の言語である西夏語を表記するための文字。 19世紀にフランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)により、文字であることが判明する。長らく未解読であったが、20世紀に入り、 ロシアのニコライ・ネフスキーや日本の西田龍雄によって、1960年代に解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を意味する「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という差別的な構成で表記される。 漢字検索、表記ソフトウェアの『今昔文字鏡』およびUnicodeに登録されており、文章等の電子化が可能となっている。 (ja)
  • 西夏文字(せいかもじ、英語: Tangut script)は、西夏王朝(1032年~1227年)初代皇帝李元昊の時代に制定された、タングート人の言語である西夏語を表記するための文字。 19世紀にフランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)により、文字であることが判明する。長らく未解読であったが、20世紀に入り、 ロシアのニコライ・ネフスキーや日本の西田龍雄によって、1960年代に解読がなされた。 漢字と、それを作った漢族を強く意識して作成されており、中国人を意味する「漢人」に当たる文字は「小偏に虫」という差別的な構成で表記される。 漢字検索、表記ソフトウェアの『今昔文字鏡』およびUnicodeに登録されており、文章等の電子化が可能となっている。 (ja)
rdfs:label
  • 西夏文字 (ja)
  • 西夏文字 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:children of
is prop-ja:script of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of