バルドゥール・ベネディクト・フォン・シーラッハ(Baldur Benedikt von Schirach, 1907年5月9日 - 1974年8月8日)は、ドイツ国の政治家、軍人。国家社会主義ドイツ労働者党の全国青少年指導者。陸軍の最終階級は予備役少尉。 国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の全国青少年指導者、ヒトラーユーゲント指導者としてドイツの青少年を国家社会主義思想の下に指導、育成した。後にウィーンの総督兼帝国大管区指導者となり、ウィーンのユダヤ人の追放に関与した。戦後ニュルンベルク裁判の被告人の一人となり、ユダヤ人追放の廉で人道に対する罪で有罪となり、禁固20年の刑に処せられた。