ロード・ダーシーズ・ブラックレッグド・ロイヤル・メア(Lord D'Arcy's Blacklegged Royal Mare、18世紀初頭)はアン女王の時代にハンプトンコート王室牧場にいた牝馬で、サラブレッドの始祖の1頭である。この馬の牝系(母系)子孫のことをファミリーナンバーでは7号族(Family 7)と呼ぶ。13号族の分枝と考えられてきたがmtDNAは一致していない(ハプロタイプは2号族と同じD3系統)。 代表馬はウェストオーストラリアン、、パーシモン・ダイヤモンドジュビリー、フライングフォックス、ファーウェル、ロックフェル、ダンジグ、ランドなど。 日本では小岩井農場の基礎輸入牝馬の一頭であるアストニシメントとその子孫(クリフジ、ヤマトキヨウダイ、トロットスター、メジロデュレン・メジロマックイーン)、ケイティーズ一族(ヒシアマゾン、エフフォーリア)、クインナルビー一族(オグリキャップ・オグリローマン、キョウエイマーチ、マルシュロレーヌ)、クライムカイザー、カツトップエース、ダンスインザダーク等。他に華麗なる一族もこの牝系の分枝である。