サンサン (San San) はアメリカ合衆国産でフランスで調教された競走馬、繁殖牝馬。おもな勝ち鞍に1972年の(en)、ヴェルメイユ賞、凱旋門賞がある。牝馬の凱旋門賞馬として初めて日本へ輸出された馬である。所有者はマルギト・バッチャーニ伯爵夫人。 ヴェルメイユ賞ではジャン・クリュゲが騎乗し勝利した。10月の凱旋門賞ではフランスのリーディングジョッキーのフレディ・ヘッドが騎乗し、前哨戦のPrix de la Nonetteで2着となったRescousseや後の大種牡馬ロベルト、日本から出走したメジロムサシらを破って勝利した。 その後、ローレル競馬場で開催されたワシントンDCインターナショナルに出走し、(en)の4着に敗れた。 引退後、1976年にがサンサンを日本に繁殖牝馬として輸入、サンサンは二頭の重賞馬を産んだ。