鹿児島交通株式会社(かごしまこうつう)は、鹿児島県(北薩地方のうち出水・伊佐地域を除く)および宮崎県の一部地域を営業エリアとするバス事業を主力とする事業者である。鹿児島県薩摩、大隅、種子島、屋久島、奄美などの交通・観光事業者各社とともに「いわさきグループ」を構成している。 また、前身である南薩鉄道株式会社(なんさつてつどう)の設立から1984年3月17日まで鉄道事業も行っており、枕崎線(1984年廃止)、知覧線(1965年廃止)、万世線(1962年廃止)の3路線を所有していた。 2006年に大幅な路線再編が発表され、10月または11月頃に鹿児島交通だけでも64路線、いわさきグループ全体では189路線から撤退することが発表された。また、2009年頃には大隅地区からの撤退など更なる路線再編が予定されており、最終的にはバス事業を現在の10%にまで縮小する方針である。 近年はグループ内における事業統合の受け皿となっており、2016年にいわさきバスネットワーク(旧:林田バス)より、2018年に三州自動車よりバス事業を譲り受けているほか、2019年に鴨池・垂水フェリーを吸収合併している。