元素の系統名(げんそのけいとうめい)とは正式な名称が定まっていない新しい元素を呼ぶために、IUPACが1978年に系統的な命名規則を定めたものである。一般に新しく発見された元素は確認を経て正式名称が決定されるまでにおよそ10年あまりの期間を要する。中には104番元素のラザホージウムのように論争が長期化し、発見の報告から正式名の決定まで28年もかかった例もある。 以下に解説する元素の系統名(もしくは組織名)は、正式な名称(慣用名)が決まるまでの間、元素を呼ぶときに一時的に用いられる名称である。原子記号は1、2、ないしは3文字の英字と定められている。 この規則は、104番元素についてアメリカとソ連(当時)が命名権を争った結果長期にわたって正式名称が決まらなかったために定められたものである。 この規則は1978年に定められ、その時点で正式な名称の定まっていなかった104番以降の元素に適用されてきた。2016年11月に118番元素までが命名されてからは、119番以降の元素に使用される。 正式な名称に対する命名についても本稿で触れる。

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  • 元素の系統名(げんそのけいとうめい)とは正式な名称が定まっていない新しい元素を呼ぶために、IUPACが1978年に系統的な命名規則を定めたものである。一般に新しく発見された元素は確認を経て正式名称が決定されるまでにおよそ10年あまりの期間を要する。中には104番元素のラザホージウムのように論争が長期化し、発見の報告から正式名の決定まで28年もかかった例もある。 以下に解説する元素の系統名(もしくは組織名)は、正式な名称(慣用名)が決まるまでの間、元素を呼ぶときに一時的に用いられる名称である。原子記号は1、2、ないしは3文字の英字と定められている。 この規則は、104番元素についてアメリカとソ連(当時)が命名権を争った結果長期にわたって正式名称が決まらなかったために定められたものである。 この規則は1978年に定められ、その時点で正式な名称の定まっていなかった104番以降の元素に適用されてきた。2016年11月に118番元素までが命名されてからは、119番以降の元素に使用される。 正式な名称に対する命名についても本稿で触れる。 (ja)
  • 元素の系統名(げんそのけいとうめい)とは正式な名称が定まっていない新しい元素を呼ぶために、IUPACが1978年に系統的な命名規則を定めたものである。一般に新しく発見された元素は確認を経て正式名称が決定されるまでにおよそ10年あまりの期間を要する。中には104番元素のラザホージウムのように論争が長期化し、発見の報告から正式名の決定まで28年もかかった例もある。 以下に解説する元素の系統名(もしくは組織名)は、正式な名称(慣用名)が決まるまでの間、元素を呼ぶときに一時的に用いられる名称である。原子記号は1、2、ないしは3文字の英字と定められている。 この規則は、104番元素についてアメリカとソ連(当時)が命名権を争った結果長期にわたって正式名称が決まらなかったために定められたものである。 この規則は1978年に定められ、その時点で正式な名称の定まっていなかった104番以降の元素に適用されてきた。2016年11月に118番元素までが命名されてからは、119番以降の元素に使用される。 正式な名称に対する命名についても本稿で触れる。 (ja)
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  • 元素の系統名(げんそのけいとうめい)とは正式な名称が定まっていない新しい元素を呼ぶために、IUPACが1978年に系統的な命名規則を定めたものである。一般に新しく発見された元素は確認を経て正式名称が決定されるまでにおよそ10年あまりの期間を要する。中には104番元素のラザホージウムのように論争が長期化し、発見の報告から正式名の決定まで28年もかかった例もある。 以下に解説する元素の系統名(もしくは組織名)は、正式な名称(慣用名)が決まるまでの間、元素を呼ぶときに一時的に用いられる名称である。原子記号は1、2、ないしは3文字の英字と定められている。 この規則は、104番元素についてアメリカとソ連(当時)が命名権を争った結果長期にわたって正式名称が決まらなかったために定められたものである。 この規則は1978年に定められ、その時点で正式な名称の定まっていなかった104番以降の元素に適用されてきた。2016年11月に118番元素までが命名されてからは、119番以降の元素に使用される。 正式な名称に対する命名についても本稿で触れる。 (ja)
  • 元素の系統名(げんそのけいとうめい)とは正式な名称が定まっていない新しい元素を呼ぶために、IUPACが1978年に系統的な命名規則を定めたものである。一般に新しく発見された元素は確認を経て正式名称が決定されるまでにおよそ10年あまりの期間を要する。中には104番元素のラザホージウムのように論争が長期化し、発見の報告から正式名の決定まで28年もかかった例もある。 以下に解説する元素の系統名(もしくは組織名)は、正式な名称(慣用名)が決まるまでの間、元素を呼ぶときに一時的に用いられる名称である。原子記号は1、2、ないしは3文字の英字と定められている。 この規則は、104番元素についてアメリカとソ連(当時)が命名権を争った結果長期にわたって正式名称が決まらなかったために定められたものである。 この規則は1978年に定められ、その時点で正式な名称の定まっていなかった104番以降の元素に適用されてきた。2016年11月に118番元素までが命名されてからは、119番以降の元素に使用される。 正式な名称に対する命名についても本稿で触れる。 (ja)
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  • 元素の系統名 (ja)
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