イブン・バットゥータ(ラテン語: Ibn Baṭṭūṭa、アラビア語: أبو عبد الله محمد بن عبد الله اللواتي الطنجي بن بطوطة, アブー・アブドゥッラー・ムハンマド・イブン・アブドゥッラー・アッ=ラワーティー・アッ=タンジー、1304年2月24日/25日 - 1368年/69年)は、マリーン朝のモロッコ人。本人の名前はムハンマドで、イブン・バットゥータは母親の名前فطومة(ファットゥーマ;預言者ムハンマドの娘の名前でアリーの妻だった人物にあやかった命名が多い女性名ファーティマの愛称語形)が少し変化したبطوطة(バットゥータ)由来で「バットゥータの息子」という直訳の通称(クンヤ)とされる。