ダウ船(ダウせん、英語:dhow)は、アラビア海・インド洋で活躍した伝統的な帆船。主に中東アジア、インド、東アフリカ等の沿岸で使用された。1本か2本のマストに一枚ずつの大三角帆(ラテンセイル)を持ち、外板を固定するための釘を一切使わず紐やタールで組み立てることが特徴。現在もダウ船は造船され、モーター等の船外機や船内機を動力として、ペルシア湾内交易などに使用されている。