時間(じかん)または時(じ、記号:h)は、時間の単位の一つである。SI併用単位(国際単位系(SI)と併用できる非SI単位)である。なお、SIや日本の計量法では、単位の名称は「時」のみであって「時間」ではない。 日本語では、時刻については時(じ)の呼称が用いられ、時間間隔を言うときは通常「時間」の呼称を用いる。また同じ漢字で時(とき)と読む言葉は、昔の日本の時法における単位である。十二時辰、あるいは以下の不定時法の節を参照されたい。 1時間は、歴史的には地球における1日(より正確には1平均太陽日)の 1/24 の時間間隔として定義されてきた。現在は、秒が時間の基本単位であるので、1時間は「秒の3600倍」と定義される。1時間は60分である。 単位記号の h は、1948年の第9回国際度量衡総会(CGPM)の決議7によって定められたものである。他に hr などが用いられることがあるが、国際単位系(SI)および日本の計量法体系では、記号「h」のみが認められており、それ以外の記号は用いてはならない。