コミュニティバス(英語: community bus)とは、地域住民の移動手段を確保するために地方自治体等が運行するバスである。狭隘路など交通空白地帯の解消のため、また交通事業者が赤字路線から撤退した後、高齢者や障害者、学生や児童など交通弱者の交通手段が失われないよう、市区町村等が費用を負担してバスを委託運行することが多い。略称は「コミバス」。 「コミュニティバス」は日本独自の概念であるが、福祉政策の一環で公共交通機関を利用できない高齢者や障害者の移動手段を確保する施策としては、米国などで採用されている個別移送サービスであるパラトランジットや、スウェーデンなどで採用されているタクシー車両などを利用する予約制のフレックスルートバスなどもある。