レインボー(Rainbow)は、日野自動車から発売されているバスの名称である。キャブオーバーの小型車は1966年、リアエンジンの中型車は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線・観光用途に1980年代から1990年代にかけて広く販売された。 もとは中型車のほか小型車も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造するいすゞ・エルガミオのOEM供給→統合モデル車・日野レインボーII)のみのラインナップとなっている。2016年5月6日のフルモデルチェンジの際、車名が「レインボー」に戻されている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は同社小松事業所が製造を担当した。車名「レインボー」は、日野自動車の社内公募によって決定した。 9 mワンステップ路線車(RJ系)・および7 mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9 mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5 mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。

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  • レインボー(Rainbow)は、日野自動車から発売されているバスの名称である。キャブオーバーの小型車は1966年、リアエンジンの中型車は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線・観光用途に1980年代から1990年代にかけて広く販売された。 もとは中型車のほか小型車も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造するいすゞ・エルガミオのOEM供給→統合モデル車・日野レインボーII)のみのラインナップとなっている。2016年5月6日のフルモデルチェンジの際、車名が「レインボー」に戻されている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は同社小松事業所が製造を担当した。車名「レインボー」は、日野自動車の社内公募によって決定した。 9 mワンステップ路線車(RJ系)・および7 mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9 mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5 mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。 なお、ここでは日野の中型路線バスの歴史をひも解く意味を踏まえ、1964年に発売された日本初の中型バスであるRM100系・RL系についても述べる。 また、1995年にリエッセ(RX系)に移行した小型バス、レインボーRB・ABについては日野・リエッセを参照。1998年から1999年にかけてメルファにフルモデルチェンジしたレインボー7M・7W、レインボーRJ・RR観光車については、それぞれ後継車の記事を参照。 「日野・リエッセ」および「日野・メルファ」も参照 (ja)
  • レインボー(Rainbow)は、日野自動車から発売されているバスの名称である。キャブオーバーの小型車は1966年、リアエンジンの中型車は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線・観光用途に1980年代から1990年代にかけて広く販売された。 もとは中型車のほか小型車も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造するいすゞ・エルガミオのOEM供給→統合モデル車・日野レインボーII)のみのラインナップとなっている。2016年5月6日のフルモデルチェンジの際、車名が「レインボー」に戻されている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は同社小松事業所が製造を担当した。車名「レインボー」は、日野自動車の社内公募によって決定した。 9 mワンステップ路線車(RJ系)・および7 mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9 mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5 mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。 なお、ここでは日野の中型路線バスの歴史をひも解く意味を踏まえ、1964年に発売された日本初の中型バスであるRM100系・RL系についても述べる。 また、1995年にリエッセ(RX系)に移行した小型バス、レインボーRB・ABについては日野・リエッセを参照。1998年から1999年にかけてメルファにフルモデルチェンジしたレインボー7M・7W、レインボーRJ・RR観光車については、それぞれ後継車の記事を参照。 「日野・リエッセ」および「日野・メルファ」も参照 (ja)
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  • レインボー(Rainbow)は、日野自動車から発売されているバスの名称である。キャブオーバーの小型車は1966年、リアエンジンの中型車は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線・観光用途に1980年代から1990年代にかけて広く販売された。 もとは中型車のほか小型車も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造するいすゞ・エルガミオのOEM供給→統合モデル車・日野レインボーII)のみのラインナップとなっている。2016年5月6日のフルモデルチェンジの際、車名が「レインボー」に戻されている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は同社小松事業所が製造を担当した。車名「レインボー」は、日野自動車の社内公募によって決定した。 9 mワンステップ路線車(RJ系)・および7 mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9 mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5 mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。 (ja)
  • レインボー(Rainbow)は、日野自動車から発売されているバスの名称である。キャブオーバーの小型車は1966年、リアエンジンの中型車は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線・観光用途に1980年代から1990年代にかけて広く販売された。 もとは中型車のほか小型車も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造するいすゞ・エルガミオのOEM供給→統合モデル車・日野レインボーII)のみのラインナップとなっている。2016年5月6日のフルモデルチェンジの際、車名が「レインボー」に戻されている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は同社小松事業所が製造を担当した。車名「レインボー」は、日野自動車の社内公募によって決定した。 9 mワンステップ路線車(RJ系)・および7 mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9 mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5 mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。 (ja)
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  • 日野・レインボー (ja)
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