馬背岩(うまのせいわ)は、愛知県新城市豊岡字中杉上の鳳来峡にある、国の天然記念物に指定された安山岩の岩脈である。鳳来峡は愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ豊川水系の上流部にあたる、宇連川(うれがわ)に形成された長さ約5キロメートルほどの峡谷で、国の天然記念物に指定された馬背岩はこの宇連川の河床に露出した岩脈である。 宇連川の河床の中心線に沿って垂直に盛り上がった状態で直線状に露出しており、岩脈の形状がウマの背中や、たてがみに似ていることから「馬背(うまのせ)岩」と呼ばれている。岩脈の規模としては比較的小規模なものであるが、両側を凝灰岩に挟まれた安山岩の岩脈の状態が、きわめて明瞭な形で観察することができ、一般的にイメージされる岩脈の典型的な外観を持つ優れたものであるとして、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。

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  • 馬背岩(うまのせいわ)は、愛知県新城市豊岡字中杉上の鳳来峡にある、国の天然記念物に指定された安山岩の岩脈である。鳳来峡は愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ豊川水系の上流部にあたる、宇連川(うれがわ)に形成された長さ約5キロメートルほどの峡谷で、国の天然記念物に指定された馬背岩はこの宇連川の河床に露出した岩脈である。 宇連川の河床の中心線に沿って垂直に盛り上がった状態で直線状に露出しており、岩脈の形状がウマの背中や、たてがみに似ていることから「馬背(うまのせ)岩」と呼ばれている。岩脈の規模としては比較的小規模なものであるが、両側を凝灰岩に挟まれた安山岩の岩脈の状態が、きわめて明瞭な形で観察することができ、一般的にイメージされる岩脈の典型的な外観を持つ優れたものであるとして、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。 (ja)
  • 馬背岩(うまのせいわ)は、愛知県新城市豊岡字中杉上の鳳来峡にある、国の天然記念物に指定された安山岩の岩脈である。鳳来峡は愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ豊川水系の上流部にあたる、宇連川(うれがわ)に形成された長さ約5キロメートルほどの峡谷で、国の天然記念物に指定された馬背岩はこの宇連川の河床に露出した岩脈である。 宇連川の河床の中心線に沿って垂直に盛り上がった状態で直線状に露出しており、岩脈の形状がウマの背中や、たてがみに似ていることから「馬背(うまのせ)岩」と呼ばれている。岩脈の規模としては比較的小規模なものであるが、両側を凝灰岩に挟まれた安山岩の岩脈の状態が、きわめて明瞭な形で観察することができ、一般的にイメージされる岩脈の典型的な外観を持つ優れたものであるとして、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。 (ja)
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  • 馬背岩(うまのせいわ)は、愛知県新城市豊岡字中杉上の鳳来峡にある、国の天然記念物に指定された安山岩の岩脈である。鳳来峡は愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ豊川水系の上流部にあたる、宇連川(うれがわ)に形成された長さ約5キロメートルほどの峡谷で、国の天然記念物に指定された馬背岩はこの宇連川の河床に露出した岩脈である。 宇連川の河床の中心線に沿って垂直に盛り上がった状態で直線状に露出しており、岩脈の形状がウマの背中や、たてがみに似ていることから「馬背(うまのせ)岩」と呼ばれている。岩脈の規模としては比較的小規模なものであるが、両側を凝灰岩に挟まれた安山岩の岩脈の状態が、きわめて明瞭な形で観察することができ、一般的にイメージされる岩脈の典型的な外観を持つ優れたものであるとして、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。 (ja)
  • 馬背岩(うまのせいわ)は、愛知県新城市豊岡字中杉上の鳳来峡にある、国の天然記念物に指定された安山岩の岩脈である。鳳来峡は愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ豊川水系の上流部にあたる、宇連川(うれがわ)に形成された長さ約5キロメートルほどの峡谷で、国の天然記念物に指定された馬背岩はこの宇連川の河床に露出した岩脈である。 宇連川の河床の中心線に沿って垂直に盛り上がった状態で直線状に露出しており、岩脈の形状がウマの背中や、たてがみに似ていることから「馬背(うまのせ)岩」と呼ばれている。岩脈の規模としては比較的小規模なものであるが、両側を凝灰岩に挟まれた安山岩の岩脈の状態が、きわめて明瞭な形で観察することができ、一般的にイメージされる岩脈の典型的な外観を持つ優れたものであるとして、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。 (ja)
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