陣中食(じんちゅうしょく)とは戦国時代に戦争の際に食された野戦糧食の一種である。カロリーと栄養を手早く摂取すること、簡易に携行される事や保存性、手に入りやすさや作りやすさに主眼が置かれるため、それまでの保存食や非常食が流用・転用されることが多かった。また、農閑期に戦が行われることが多いため、そのまま冬季の保存食が用いられることも多かった。