熱海市伊豆山土石流災害(あたみしいずさんどせきりゅうさいがい)は、2021年(令和3年)7月3日午前10時半(JST)頃に、静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川で発生した大規模な土砂災害である。災害関連死1名を含む27名が亡くなり、2022年6月時点で1名が行方不明、最大で約580人が避難し、建物136棟が被害を受け、被災地は原則立ち入り禁止となっている。 同川上流山間部の盛土の崩壊は被害を甚大化したとみられるため、災害発生後、国や自治体が盛土規制の大幅強化を行った(「」参照)。