抜歯(ばっし)とは、歯を抜く行為のことである。狭義には、歯科医師、医師が人為的に患者の口腔内から歯を抜く医療行為を指す。 歯科医療においては、すでに萌出した歯だけでなく、を取り除くことも含まれる。水平に埋伏した第三大臼歯(親知らず)等の場合は、一般的な抜歯と異なり、歯肉を切開したり歯を切断したりして抜歯することもある。近年ではできるだけ歯を残す方向に歯科全体が動いてきているが、それでも抜歯適応となることは多い。日本では部分的に局所麻酔で抜歯を行う事が一般的であるが、第三大臼歯の抜歯などでは全身麻酔で行うことが多い国もある。