平野 謙(ひらの けん、男性、1907年(明治40年)10月30日 - 1978年(昭和53年)4月3日)は、日本の文芸評論家。明治大学教授。本名平野朗(あきら)。左翼運動からの転向を経て、「近代文学」創刊に参加。文学における政治主義を批判し、独自の私小説理論や文学史研究などで創見を示した。戦後文学を代表する評論家である。長年続いた文芸時評でも知られる。