芸術選奨(げいじゅつせんしょう)は、文化庁主催の芸術家の顕彰制度。1950年(昭和25年)度発足。 各年度毎に芸術各分野において優れた業績をあげた人物に対し「芸術選奨文部科学大臣賞」、またその業績により新生面を開いた人物に対し「芸術選奨文部科学大臣新人賞」 の各賞が贈られる。(芸術選奨新人賞) 1950年(昭和25年)に文化庁芸術祭から分離される形で「芸能選奨」(げいのうせんしょう)として設立され、1956年(昭和31年)に現在の名称に改められた。文化庁による賞としては、他に文化勲章、文化功労者、文化庁メディア芸術祭などがあるが、それらとは別の制度である。