嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ、拼音: Sōng Shān Shàolín sì)は、中華人民共和国河南省鄭州市登封市にある中岳嵩山の中の少室山の北麓にある寺院。インドから中国に渡来した達磨による禅を伝えられた地と伝えられ、中国における禅の名刹である。また少林武術の中心地でもある。なお、少林寺拳法は昭和11年に嵩山少林寺にて北少林義和門拳を継承した宗道臣が日本で創始したものであり、文革後再興した現在の嵩山少林寺武術とは別物。 伽藍は壮麗な七堂伽藍であり、北西には初祖庵、南西には二祖庵があり、五乳峰中には達磨洞がある。 2010年に「天地の中央」にある登封の史跡群のひとつとしてユネスコの世界遺産に登録された。 2013年当寺院周辺に、少林拳とサッカーを融合(少林サッカー)させて教えるサッカースクールを2017年までに建設する計画があることが関係者から発表された。