「天地の中央」にある登封の史跡群(てんちのちゅうおうにあるとうほうのしせきぐん)は、中華人民共和国の世界遺産の一つである。中華人民共和国(中国)の河南省に聳える嵩山は、古来五岳の中心をなす聖なる山として、宗教的・文化的に重要な位置を占めてきた。この世界遺産は、その嵩山周辺で歴代の王朝時代に築き上げられてきた、嵩山少林寺をはじめとする8件の歴史的建造物群を対象としている。 UNESCOの世界遺産センターは、公式な英語・フランス語登録名とは別に、中国語名として「登封 “天地之中”历史古迹」という名称を示している。