大宝地震(たいほうじしん)は飛鳥時代終盤に近畿地方北部で発生した大地震である。『続日本紀』に記述されている地震としては最古のもので、古記録の解釈にも諸説ある歴史地震である。震源は判明していないが、現在の京都府を中心とした日本海側の地域に津波の伝承が残っている。 この地震の17年前には南海トラフ巨大地震と推定される白鳳地震が発生している。