大ゲルマン帝国(だいゲルマンていこく、ドイツ語:Großgermanisches Reich)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツがヨーロッパに構築しようとして構想した国家概念。ドイツ民族を指導的立場とした、ゲルマン諸民族による広大な領域を持つ国家構想である。大ドイツ帝国とも呼ばれる。 ドイツ語のReich (ライヒ)はもともと「帝国」を意味するが、ドイツ革命以降は「大きな領域を持つ国家」として使用されるようになった。