ミニカーとは、日本における超小型自動車の規格の一つで、道路交通法において総排気量20ccを超え50cc以下又は定格出力0.25kWを超え0.6kW以下の原動機を有する普通自動車をいう。道路運送車両法においては自動車でなく原動機付自転車として扱われる。 欧米では似たような小型の車両が『マイクロカー』と呼ばれることがあり、玩具のミニチュアカーを日本では「ミニカー」と略すことが多いため、これと区別するために愛称として「マイクロカー」と呼ぶメーカーは存在するが、欧米のマイクロカーと日本のミニカー(マイクロカー)は必ずしも同義ではない(欧米におけるマイクロカーは多くが250cc-700cc程度の普通自動二輪車・大型自動二輪車並みのエンジンを搭載したもので、日本でいう軽自動車相当の規格になる)。また、「コミューター」などと呼んでいる例もある。排出ガス規制によって、2007年9月以降、メーカー製を除いた内燃機の新規車両は登録できない。