エアグルーヴ(欧字名:Air Groove、1993年4月6日 - 2013年4月23日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。 1996年に優駿牝馬(オークス、GI)を優勝し、1983年の同レースを制した母・ダイナカールとの母娘2代での制覇を成し遂げた。1997年には天皇賞(秋)(GI)を優勝し、同年、牝馬としては1971年のトウメイ以来26年ぶりとなる年度代表馬に選出された。牡馬と互角以上に渡り合った戦績から「女帝」と称される。その他の勝ち鞍に、1996年のチューリップ賞(GIII)、1997年の札幌記念(GII)、マーメイドステークス(GIII)、1998年の札幌記念(GII)、産経大阪杯(GII)。 現役引退後には繁殖牝馬となり、2003年・2004年のエリザベス女王杯勝ち馬アドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)、2012年のクイーンエリザベス2世カップ勝ち馬のルーラーシップ(父キングカメハメハ)と2頭のGI勝ち馬を輩出した。