鍾乳洞(しょうにゅうどう、英: solutional cave、solution cave)又は石灰洞(せっかいどう、英: karst cave)は、石灰岩が地表水、地下水などによって侵食(溶食)されてできた洞窟であり、一般的に石灰岩地帯に存在する。 「鍾乳洞」が洞窟内に生じた鍾乳石などの洞窟生成物(二次生成物)に視点をおいた用語であるのに対し、「石灰洞」は洞窟を胚胎する地質的な母岩の種類に視点をおいた用語である。 広義には、石灰洞以外でも鍾乳石類が生じている洞窟を鍾乳洞と呼んでいる(例.長崎県の七ツ釜鍾乳洞)。