孺子 嬰(じゅし えい)は、前漢最後の皇太子。名は嬰。摂皇帝王莽の傀儡として皇太子の位にとどめられ、帝位には即かなかったが、一般に「前漢最後の皇帝」として歴代に名を連ねる。 王莽が新王朝の皇帝に即位後、新の列侯とされたが、新末後漢初の内乱時代に方望と弓林によって、地方政権の皇帝に即位するが、更始帝に攻められて、戦死した。