哀 章(あい しょう、? - 23年)は、中国の新代の武将・政治家。王莽配下の人物。益州広漢郡梓潼県の人。 元はただの学問の徒であったが、王莽にとりいり、その皇帝即位を促すための天命を伝える符命を偽造した。新王朝を建国し、皇帝に即位した王莽に取り立てられ、その重臣である四輔の一人となった。 その後は反乱軍の討伐に向かい、王莽に命じられ洛陽を守ったが、王莽の死後、更始帝の軍に洛陽を攻められ、捕らえられて処刑された。