『創世記』(そうせいき、(ヘブライ語:בראשית、ギリシア語:Γένεσις)は、古代ヘブライ語によって記された、ユダヤ教、キリスト教の聖典でキリスト教の啓典である聖書(旧約聖書)の最初の書であり、正典の一つである。写本が現存しており、モーセが著述したとされている。いわゆるモーセ五書は、ユダヤ教においてはトーラーと呼ばれている。 『創世記』はヘブライ語では冒頭の言葉を取ってבראשית(ベレシート)と呼ばれており、これは「はじめに」を意味する。また、ギリシア語の七十人訳では、2章4節からとってΓγένεσις(ゲネシス)」と呼ばれており。「起源、誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意である。