シバ王国もしくはシェバ王国(-おうこく、英語:Sheba、ヘブライ語:שבא、ヘブライ語の英語転写:sh'va, Saba、アラビア語:سبأ、アムハラ語:ሳባ)は旧約聖書に登場するシェバという土地に存在する国家である。ソロモン王とシバの女王の物語で知られている。 アラビア語で「サバア(سبأ、Saba')」、ヘブライ語で「シェバ(שבא)と呼ばれ、英語ではヘブライ語を転写した「シーバ(Sheba)」と呼ばれている。日本語では英語名のシーバが変化した「シバ」という表記も用いられる。 日本においては、旧約聖書の『列王記』で言及される「シェバ」、中世アラビア語文献で言及される南アラビアのサバア(サバ)王国、南アラビアの一次史料(碑文)に確認される国家の「シャバァ」は、同一のものと見なされることが多い。1世紀の歴史家フラウィウス・ヨセフスは著書『ユダヤ古代誌』においてエジプト南部の中心都市を指す「サバ(メロエ)」と旧約聖書のシェバを同一視し、5世紀の歴史家フィロストルギオスは『教会史』でサバ王国を旧約聖書に現れるシェバの国と解説した。

Property Value
dbo:abstract
  • シバ王国もしくはシェバ王国(-おうこく、英語:Sheba、ヘブライ語:שבא、ヘブライ語の英語転写:sh'va, Saba、アラビア語:سبأ、アムハラ語:ሳባ)は旧約聖書に登場するシェバという土地に存在する国家である。ソロモン王とシバの女王の物語で知られている。 アラビア語で「サバア(سبأ、Saba')」、ヘブライ語で「シェバ(שבא)と呼ばれ、英語ではヘブライ語を転写した「シーバ(Sheba)」と呼ばれている。日本語では英語名のシーバが変化した「シバ」という表記も用いられる。 日本においては、旧約聖書の『列王記』で言及される「シェバ」、中世アラビア語文献で言及される南アラビアのサバア(サバ)王国、南アラビアの一次史料(碑文)に確認される国家の「シャバァ」は、同一のものと見なされることが多い。1世紀の歴史家フラウィウス・ヨセフスは著書『ユダヤ古代誌』においてエジプト南部の中心都市を指す「サバ(メロエ)」と旧約聖書のシェバを同一視し、5世紀の歴史家フィロストルギオスは『教会史』でサバ王国を旧約聖書に現れるシェバの国と解説した。 (ja)
  • シバ王国もしくはシェバ王国(-おうこく、英語:Sheba、ヘブライ語:שבא、ヘブライ語の英語転写:sh'va, Saba、アラビア語:سبأ、アムハラ語:ሳባ)は旧約聖書に登場するシェバという土地に存在する国家である。ソロモン王とシバの女王の物語で知られている。 アラビア語で「サバア(سبأ、Saba')」、ヘブライ語で「シェバ(שבא)と呼ばれ、英語ではヘブライ語を転写した「シーバ(Sheba)」と呼ばれている。日本語では英語名のシーバが変化した「シバ」という表記も用いられる。 日本においては、旧約聖書の『列王記』で言及される「シェバ」、中世アラビア語文献で言及される南アラビアのサバア(サバ)王国、南アラビアの一次史料(碑文)に確認される国家の「シャバァ」は、同一のものと見なされることが多い。1世紀の歴史家フラウィウス・ヨセフスは著書『ユダヤ古代誌』においてエジプト南部の中心都市を指す「サバ(メロエ)」と旧約聖書のシェバを同一視し、5世紀の歴史家フィロストルギオスは『教会史』でサバ王国を旧約聖書に現れるシェバの国と解説した。 (ja)
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 721687 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1507 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 82467775 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • シバ王国もしくはシェバ王国(-おうこく、英語:Sheba、ヘブライ語:שבא、ヘブライ語の英語転写:sh'va, Saba、アラビア語:سبأ、アムハラ語:ሳባ)は旧約聖書に登場するシェバという土地に存在する国家である。ソロモン王とシバの女王の物語で知られている。 アラビア語で「サバア(سبأ、Saba')」、ヘブライ語で「シェバ(שבא)と呼ばれ、英語ではヘブライ語を転写した「シーバ(Sheba)」と呼ばれている。日本語では英語名のシーバが変化した「シバ」という表記も用いられる。 日本においては、旧約聖書の『列王記』で言及される「シェバ」、中世アラビア語文献で言及される南アラビアのサバア(サバ)王国、南アラビアの一次史料(碑文)に確認される国家の「シャバァ」は、同一のものと見なされることが多い。1世紀の歴史家フラウィウス・ヨセフスは著書『ユダヤ古代誌』においてエジプト南部の中心都市を指す「サバ(メロエ)」と旧約聖書のシェバを同一視し、5世紀の歴史家フィロストルギオスは『教会史』でサバ王国を旧約聖書に現れるシェバの国と解説した。 (ja)
  • シバ王国もしくはシェバ王国(-おうこく、英語:Sheba、ヘブライ語:שבא、ヘブライ語の英語転写:sh'va, Saba、アラビア語:سبأ、アムハラ語:ሳባ)は旧約聖書に登場するシェバという土地に存在する国家である。ソロモン王とシバの女王の物語で知られている。 アラビア語で「サバア(سبأ、Saba')」、ヘブライ語で「シェバ(שבא)と呼ばれ、英語ではヘブライ語を転写した「シーバ(Sheba)」と呼ばれている。日本語では英語名のシーバが変化した「シバ」という表記も用いられる。 日本においては、旧約聖書の『列王記』で言及される「シェバ」、中世アラビア語文献で言及される南アラビアのサバア(サバ)王国、南アラビアの一次史料(碑文)に確認される国家の「シャバァ」は、同一のものと見なされることが多い。1世紀の歴史家フラウィウス・ヨセフスは著書『ユダヤ古代誌』においてエジプト南部の中心都市を指す「サバ(メロエ)」と旧約聖書のシェバを同一視し、5世紀の歴史家フィロストルギオスは『教会史』でサバ王国を旧約聖書に現れるシェバの国と解説した。 (ja)
rdfs:label
  • シバ王国 (ja)
  • シバ王国 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageDisambiguates of
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of