伊江御殿(いえうどぅん)は、尚宗賢・伊江王子朝義(尚清王七男)を元祖とする琉球王族。第二尚氏の分家で、代々伊江島の按司地頭をつとめた琉球王国の大名。同家は三司官に4名就任し、当主4代が王子号を授与した筆頭格御殿。伊江御殿家関係資料146点と伊江御殿墓は、それぞれ国の重要文化財に指定されている。その他、伊江御殿別邸庭園や伊江殿内庭園(巣雲園)は国の名勝に指定されている。また15世朝雄は県内出身者初の国務大臣として知られている。