『三学士伝』(さんがくしでん、朝鮮語: 삼학사전)は、1671年に宋時烈によって編纂された伝記。1637年の丙子の乱の際、仁祖が漢江南岸のにある清王朝軍本営に出向き、ホンタイジが天子であることを三跪九叩頭の礼によって認めることを、臣下の面前で屈辱的におこない、臣従を誓わせられ、屈辱的な三田渡の盟約を余儀なくされると、清王朝を蛮夷だとして、最後まで主戦論を主張したことから、斥和臣として捕えられ、瀋陽で打ち首にされた呉達済、尹集、洪翼漢の三学士の事績を顕彰している。