アフリカ分割(アフリカぶんかつ)とは、1880年代から第一次世界大戦前の1912年までにかけて、ヨーロッパの帝国主義列強によって激しく争われたアフリカ諸地域の支配権争奪と植民地化の過程のことである。 1912年にイタリアがリビアを獲得したことによって、リベリアとエチオピアを除くアフリカの全土がヨーロッパのわずか7か国によって分割支配された。 なお、リベリアはアメリカ合衆国の保護国であったため、事実上アメリカ合衆国の植民地であった。また、エチオピアもアフリカ分割後の1936年にイタリア領東アフリカとして実質的な植民地となった。