四式肉薄攻撃艇(よんしきにくはくこうげきてい)は、第二次世界大戦時に大日本帝国陸軍が開発・実戦投入した小型肉薄攻撃艇。秘匿呼称は連絡艇(れんらくてい)で、頭文字をとって符号とし、〇の中に「レ」か「れ」を書いた㋹、マルレ艇の通称で広く知られる(戦史叢書では「マルレ」を用いる)。改良型を㊁(〇の中に「ニ」か「に」と表記)とする。軍需動員主務者の秘匿名称は「V1」。大日本帝国海軍が開発した特攻艇震洋は「マル四」と呼称されていたため、大本営陸軍部・海軍部は四式肉薄攻撃艇/マルレ(陸軍)とマル四(海軍)をあわせて㊇と呼称した。