魚崎(うおざき)は、神戸市東灘区の地名で、住吉川河口両岸から天上川右岸、北限を国道2号とする範囲。元・武庫郡魚崎町であったのが昭和25年(1950年)に神戸市に編入された。町名では魚崎南町、魚崎中町、魚崎北町、魚崎西町、魚崎浜町の各全域と甲南町の西部(中学校区基準では4丁目と5丁目。旧町域は4・5丁目の南半分と3丁目の南西半分)に相当。 海岸はかつて“雀の松原”として古くから知られた景勝地であった。江戸時代中期より酒造と素麺製造が盛え、特に酒造では醸造時の温度調節に「ぎり酛」という手法を発明して味を向上させ、灘五郷のうちの一つ魚崎郷(東郷)の中心地となった。阪神電鉄開通後は邸宅地となるも、神戸大空襲により焦土と化し、屋敷の跡にはマンションが進出し、工業中心の復興計画で海岸は埋め立てられ、以前の面影は失われた。

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  • 魚崎(うおざき)は、神戸市東灘区の地名で、住吉川河口両岸から天上川右岸、北限を国道2号とする範囲。元・武庫郡魚崎町であったのが昭和25年(1950年)に神戸市に編入された。町名では魚崎南町、魚崎中町、魚崎北町、魚崎西町、魚崎浜町の各全域と甲南町の西部(中学校区基準では4丁目と5丁目。旧町域は4・5丁目の南半分と3丁目の南西半分)に相当。 海岸はかつて“雀の松原”として古くから知られた景勝地であった。江戸時代中期より酒造と素麺製造が盛え、特に酒造では醸造時の温度調節に「ぎり酛」という手法を発明して味を向上させ、灘五郷のうちの一つ魚崎郷(東郷)の中心地となった。阪神電鉄開通後は邸宅地となるも、神戸大空襲により焦土と化し、屋敷の跡にはマンションが進出し、工業中心の復興計画で海岸は埋め立てられ、以前の面影は失われた。 (ja)
  • 魚崎(うおざき)は、神戸市東灘区の地名で、住吉川河口両岸から天上川右岸、北限を国道2号とする範囲。元・武庫郡魚崎町であったのが昭和25年(1950年)に神戸市に編入された。町名では魚崎南町、魚崎中町、魚崎北町、魚崎西町、魚崎浜町の各全域と甲南町の西部(中学校区基準では4丁目と5丁目。旧町域は4・5丁目の南半分と3丁目の南西半分)に相当。 海岸はかつて“雀の松原”として古くから知られた景勝地であった。江戸時代中期より酒造と素麺製造が盛え、特に酒造では醸造時の温度調節に「ぎり酛」という手法を発明して味を向上させ、灘五郷のうちの一つ魚崎郷(東郷)の中心地となった。阪神電鉄開通後は邸宅地となるも、神戸大空襲により焦土と化し、屋敷の跡にはマンションが進出し、工業中心の復興計画で海岸は埋め立てられ、以前の面影は失われた。 (ja)
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  • 魚崎(うおざき)は、神戸市東灘区の地名で、住吉川河口両岸から天上川右岸、北限を国道2号とする範囲。元・武庫郡魚崎町であったのが昭和25年(1950年)に神戸市に編入された。町名では魚崎南町、魚崎中町、魚崎北町、魚崎西町、魚崎浜町の各全域と甲南町の西部(中学校区基準では4丁目と5丁目。旧町域は4・5丁目の南半分と3丁目の南西半分)に相当。 海岸はかつて“雀の松原”として古くから知られた景勝地であった。江戸時代中期より酒造と素麺製造が盛え、特に酒造では醸造時の温度調節に「ぎり酛」という手法を発明して味を向上させ、灘五郷のうちの一つ魚崎郷(東郷)の中心地となった。阪神電鉄開通後は邸宅地となるも、神戸大空襲により焦土と化し、屋敷の跡にはマンションが進出し、工業中心の復興計画で海岸は埋め立てられ、以前の面影は失われた。 (ja)
  • 魚崎(うおざき)は、神戸市東灘区の地名で、住吉川河口両岸から天上川右岸、北限を国道2号とする範囲。元・武庫郡魚崎町であったのが昭和25年(1950年)に神戸市に編入された。町名では魚崎南町、魚崎中町、魚崎北町、魚崎西町、魚崎浜町の各全域と甲南町の西部(中学校区基準では4丁目と5丁目。旧町域は4・5丁目の南半分と3丁目の南西半分)に相当。 海岸はかつて“雀の松原”として古くから知られた景勝地であった。江戸時代中期より酒造と素麺製造が盛え、特に酒造では醸造時の温度調節に「ぎり酛」という手法を発明して味を向上させ、灘五郷のうちの一つ魚崎郷(東郷)の中心地となった。阪神電鉄開通後は邸宅地となるも、神戸大空襲により焦土と化し、屋敷の跡にはマンションが進出し、工業中心の復興計画で海岸は埋め立てられ、以前の面影は失われた。 (ja)
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  • 魚崎 (ja)
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