首都圏方言(しゅとけんほうげん)は、現代の東京都とそのベッドタウンを中心とした地域で広く使われている日本語の新方言である。新東京方言や東京新方言などとも呼ばれる。標準語、東京方言および西関東方言が融合して成立した、この地域の地域共通語である。 首都圏方言の使用地域は、東京中心部および東京への通勤・通学圏が中心である。『首都圏における言語動態の研究』を執筆した田中ゆかりは、1.5%通勤通学圏(総務省が定義する「関東大都市圏(首都圏)」)のうち、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に該当する地域を首都圏方言の範囲としている。