関税定率法(かんぜいていりつほう、明治43年4月15日法律第54号)は、関税の税率、関税を課する場合における課税標準および関税の減免その他関税制度について定めた日本の法律。全38条(枝番を含む。条数としては21条まで)。最終改正は2022年(令和4年)3月31日法律第5号。 別表として付された関税率表において、物品を品目に分類し、品目ごとに関税率を定めている。この品目分類は、商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約(HS条約、International Convention on the Harmonized Commodity Description and Coding System)によって国際的に定められたHSコードに基づくものである。 2006年6月の法改正以前は、当時の第21条に輸入禁制品の規定があったが、改正により該当規定は関税法に移された。