藤原 審爾(ふじわら しんじ、1921年3月7日 - 1984年12月20日)は、日本の小説家。1952年に直木賞、1962年に小説新潮賞を受賞。63年の生涯で幾度も大病を患いながら、純文学からサスペンス、恋愛ものやハードボイルドなど、幅広いジャンルの作品を発表し、「小説の名人」と讃えられた。また映画化された作品の多さから「映画に愛された小説家」とも評される。女優藤真利子は息女。