草牟田(そうむた)は、鹿児島県鹿児島市の町丁。旧薩摩国鹿児島郡鹿児島近在草牟田村、鹿児島郡鹿児島近在下伊敷村(一部)、鹿児島郡伊敷村大字下伊敷(一部)。郵便番号は草牟田は890-0014、草牟田町は890-0015。人口は5,020人、世帯数は2,776世帯(2020年4月1日現在)。草牟田一丁目、草牟田二丁目及び草牟田町があり、草牟田一丁目、草牟田二丁目の全域で住居表示を実施している。 1877年(明治10年)、草牟田に設置されていた大日本帝国陸軍の火薬庫である「草牟田火薬庫」が私学校の生徒によって襲撃される弾薬掠奪事件が発生し、これが西南戦争勃発のきっかけとなった。西南戦争では草牟田の山は砲撃により山形が変化するほどの激戦地となった。 1911年(明治44年)9月30日に鹿児島郡伊敷村大字下伊敷の一部にあたる草牟田地区が鹿児島市に編入されたのに伴いその区域を以て「草牟田町」として設置された。