白血球減少(はっけっきゅうげんしょう、Leukopenia)とは、血液中の白血球の数が減少した状態である。白血球は、感染症に対する身体の主要な防御機能を果たしている。その為、白血球減少症になると、感染症のリスクが上昇する。症状としては、口内炎や皮膚のただれ、喉の痛み、咳、呼吸困難、眩暈、発熱、悪寒、体の痛み等がある。 また、白血球減少症の一種である好中球減少症は、最も多く存在する白血球である好中球の循環数が減少した状態を指す。白血球減少症と好中球減少症は、好中球数が感染症リスクの最も重要な指標である事から、同じ意味で使われる事がある。無顆粒球症は、好中球減少症の急性型である。