顆粒球(かりゅうきゅう、英: granulocytes)は白血球の一種で、自然免疫系を担う細胞であり、細胞質内にが存在することが特徴である。これは、多形核白血球(polymorphonuclear leukocytes、PMN、PML、PMNL)とも呼ばれ、核の形が変化して、通常は3つの小葉に分かれている特徴がある。これにより、単核無顆粒白血球とは区別される。多形核白血球という用語は、顆粒球の中で最も多い好中球(好中性顆粒球)を指すことが多く、他の種類(好酸球、好塩基球、肥満細胞)は小葉の数が少ない特徴がある。顆粒球は、骨髄でによって産生される。