初代 桂 春団治(かつら はるだんじ、1878年8月4日 - 1934年10月6日)は、上方落語の落語家。 従来の古典落語にナンセンスなギャグを取り入れた大胆な改作をはかり、天才的かつ巧みな話術で、爆笑王として人気を集め、戦前の上方落語界のスーパースター的存在となった。当時の先端技術でもあったレコードに落語を吹き込んだ。「奇行」とも評された奔放な私生活がのちに伝説化し、脚色が加えられ、小説、演劇、歌謡曲などの題材となった()。 本名は皮田(かわだ) 藤吉(とうきち)。最後の妻・岩井(いわい) 志(じゅ)うとの結婚では春団治が婿入りという形をとったため、以後、本名は岩井(いわい) 藤吉(とうきち)と変わった。