朝日ダム(あさひダム)は、岐阜県高山市、一級河川・木曽川水系飛騨川に建設されたダムである。 中部電力が管理を行う発電専用ダムで、飛騨川流域一貫開発計画の第一弾として手掛けられた飛騨川筋では初となる大規模ダム式発電所として建設された。高さ87.0メートルの重力式コンクリートダムで、飛騨川におけるハイダムのはしりでもある。同時進行で建設された秋神ダム(秋神川)と貯水を融通し有効利用することによって、飛騨川下流の水力発電所に対して渇水期にも発電能力を維持・増強させる役割を持つ。ダムによって形成された人造湖は朝日貯水池(あさひちょすいち)と呼ばれ、通称などはない。