馬瀬川第二ダム(まぜがわだいにダム)は、岐阜県下呂市の一級河川・木曽川水系馬瀬川に建設されたダムである。 中部電力が管理する発電専用ダムで、高さ44.5メートルの重力式コンクリートダムである。水力発電を目的に建設され、直上流にある岩屋ダムとの間で揚水発電を行い、馬瀬川第一発電所において最大28万8,000キロワットの電力を発生させるほか、馬瀬川第二発電所において最大6万6,400キロワットの電力を発生させ、飛騨川流域一貫開発計画において計画された発電所の中では比較的規模が大きい水力発電を行う。ダムによって形成された人造湖は、特に名称が定められていない。