和製PCCカー(わせいPCCカー)は、日本の路面電車向け電車のうち、カルダン駆動方式や間接制御、ドラムブレーキなどの技術を用い1950年代に製造された車両の総称。アメリカで開発された高性能路面電車であるPCCカーに触発される形で開発されたという経緯が名称の由来で、騒音や振動が大幅に抑制された事から無音電車(むおんでんしゃ)とも呼ばれた。 この項目では、ライセンス契約の元でPCCカーの技術を正式に導入した上で製造された日本唯一の路面電車車両である都電5500形(5501)についても触れる。