共通ロケールデータリポジトリ(きょうつうロケールデータリポジトリ、英: Common Locale Data Repository、略語:CLDR)計画とは、ロケールデータをコンピュータのアプリケーションで使うためにXML形式で提供する、ユニコードコンソーシアムの計画である。 CLDRは、通常オペレーティングシステムがアプリケーションに提供するようなロケール固有の情報を含んでいる。CLDRは (Locale Data Markup Language) で書かれている。その情報は現在 (ICU)、AppleのmacOS、そしてOpenOffice.org、IBMのAIX、その他のアプリケーションやオペレーティングシステムで使われている。 CLDRは以下の種類のデータを含んでいる: * 言語名の訳 * 地域名と国名の訳 * 通貨名の訳 * タイムゾーンの訳 * カレンダフィールドの訳 * 各言語で使われる文字集合の例示 * 数値の整形・解析用パターン * 日付や時刻の整形・解析用パターン * 言語特有の照合規則 * 文字体系間の翻字規則。多くはBGN/PCGN(アメリカ地名委員会/英国地名常任委員会)ラテン文字化方式に基づく。