二階堂 行政(にかいどう ゆきまさ)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての貴族(官人)、鎌倉幕府の文官。十三人の合議制の一人。鎌倉幕府政所令(別当)、代々政所執事を務めた二階堂氏の祖。二階堂の苗字は、建久3年(1192年)11月25日に建立された永福寺(二階建ての仏堂があった)の周辺に、行政が邸宅を構えたことに由来する。岐阜県岐阜市にある金華山(旧稲葉山)に砦(のちの岐阜城(美濃國井之口の山館))を築いた人物として知られる。