ブトゥ・キュレゲン(モンゴル語: Butu/Буту хүргэнi,中国語: 孛禿,? - 1227年)は、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えたイキレス部族長。チンギス・カンの娘を妻としたことから駙馬(キュレゲン)と称し、ブトゥの子孫はモンゴル帝国-大元ウルスにおいて「イキレス駙馬王家」として尊重された。『元史』などの漢文史料では孛禿/不図/不禿古堅/豹突駙馬/撥都駙馬、『集史』などのペルシア語史料ではبوتو گورکان(būtū gūrkān)と記される。