クチュ(モンゴル語: Küčü、中国語: 闊出、? - 1236年)は、チンギス・カンの子のオゴデイの息子で、モンゴル帝国の皇族。父のオゴデイ・カアンからは後継者に指名されており、南宋遠征の総司令官に抜擢されたが、オゴデイの存命中に急死した。『元史』などの漢文史料では闊出、『集史』などのペルシア語史料ではکوچوKūchūと記される。書籍によってはグチュとも日本語表記される。