クトクタイ・ハトゥン(モンゴル語: Qutuqtai qatun、生没年不詳)は、イキレス部族長ブトゥ・キュレゲンの孫娘で、モンゴル帝国第4代皇帝モンケの皇后(ハトゥン)。息子にはバルトゥ、ウルン・タシュらがいる。『集史』などのペルシア語史料ではقوتوقتای خاتون(Qūtūqtāī Khātūn)、ウィリアム・ルブルックの『旅行記』ではCotota Catenと記される。また、『元史』に記される明里忽都魯皇后と同一人物と見られている。