デイ・セチェン(Dei sečen, モンゴル語: Дэй Сэцэн, 中国語: 特薛禅, 生没年不詳)は、12世紀末のコンギラト部ボスクル氏族長。『元史』などの漢文史料では特薛禅/徳薛禅、『集史』などのペルシア語史料ではデイ・ノヤン(Deī Nūyān)と記される。娘のボルテがテムジン(チンギス・カン)に嫁いだのを始めとして、デイ・セチェンの子孫は多くの皇后を輩出する有力姻族として知られた。